子供 風邪 耳が痛い

子供が風邪をひいて耳が痛いといったら中耳炎を疑いましょう

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中耳炎は風邪をきっかけにして鼓膜の奥に炎症がおこり、膿がたまる病気です。
耳は大きく分けて、外耳、中耳、内耳に別れています。
鼓膜の奥の部屋を中耳といいます。
ここは耳管で鼻の奥とつながっています。
風邪をひいて、鼻やのどの奥に菌が増えると、この耳管を伝って耳に入り、中耳炎を起こすのです。
風邪をひくたびに中耳炎になる子がいます。
子供が中耳炎になりやすいのは、耳管の仕組みが関係しています。
顔の構造から、子供の耳管は大人に比べて太く、傾きも水平に近いため、菌が侵入しやすいのです。
1歳までには誰もが一度は中耳炎になっています。
気がつかずに治ってってしまう場合もあります。
小学校に入学するまでは風邪とセットのように中耳炎になっていた子も10歳を過ぎるとあまりかからなくなります。
中耳炎は急におこり、ゆっくり治る病気です。
朝は大丈夫でも夕方になると腫れて痛み熱が出たりします。
しかし、これは一晩か長くても二、三日で治まります。

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風邪をひいて耳が痛いと訴え、夜間で受診が難しい場合は、家庭でできる処置で痛みの軽減をはかります。
まず、寝ていれば座らせたり、できれば立たせます。
これによって、耳管の通りが少し良くなる場合があります。
中耳炎で痛むのは、炎症があることに加え、耳管の通りが悪くなって圧力がかかり鼓膜が押されるからです。
夏ならば、エアコンをかけたり、涼しい時期なら部屋から出て風に当てます。
氷嚢などで耳を冷やし、可能なら冷たい水を少しずつ飲ませるのも有効です。
本人に処方された鼻づまりを改善する点鼻薬があればそれを使います。
噴霧よりはあおむけにして、一滴ずつ点鼻し奥まで流すようにします。
その後は痛い方の耳を下にして数十秒横になります。
さらに、家庭にある解熱鎮痛剤を使って痛みを和らげます。
本人に処方されたものが冷蔵庫などに残っていれば、受診までの間をしのぐと割り切ってそれらを使います。
これらを試しながら様子を見て、痛みがおさまるようでしたら、明日まで待ちます。
それでも痛みが増強するようでしたら、救急で受診します。
救急外来に向かううちに痛みが軽くなる場合もありますが、それは、夜に起きて座ったり立ったり、夜風やエアコンなどで全身が冷されたことによることが関係しています。
冷すことが基本ですから、お風呂や熱いシャワーなどは望ましくありません。

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