子供 耳が痛い おたふく

耳が痛いと訴える子供にはおたふく風邪の可能性が

スポンサーリンク

子供が風邪気味の時に耳が痛いと訴えた場合、最も考えられる病気は中耳炎です。
子どもの4割が罹患すると言われる急性中耳炎は、ウィルスや細菌が中耳に入り込み発症します。
しかし、耳の中ではなく耳の下、もしくは頬の後ろ側辺りが痛んで腫れが見られる場合は、中耳炎ではなくおたふく風邪の可能性があります。
おたふく風邪は、3歳から10歳によくみられる病気です。
ムンプスウイルスが感染することで発症し、潜伏期間はおよそ2から3週間と言われています。
耳下の痛みと腫れは、始めは片方だけに起こることが多いのですが、1、2日経つともう片方にも症状が現れ、この両側の痛みと腫れはその後約1週間から10日続きます。
この間、痛みで食事が取りにくかったり水を飲みにくいと訴えることがよくみられます。
また、発熱することが多く、それに伴い頭痛や腹痛が起こることもあります。
なお、おたふく風邪は一度罹ると抗体ができるため、二度とかかることはないと言われています。

スポンサーリンク

おたふく風邪を引き起こすムンプスウイルスは、合併症を起こしやすいとされています。
たとえば、このウィルスが脳や脊髄に入ることで起こる無菌性髄膜炎は、罹患者の10人から30人に1人とかなり高い確率で発症するとされているため、特に要注意です。
また、嘔吐や下痢といった胃腸的症状が見られる場合は膵炎を合併している可能性があります。
膵炎は、5〜10%の確率で合併すると言われています。
このように非常に危険が伴う症状があるため、疑われる場合は早急に病院に受診することが大切です。
治療は痛みや発熱に対する対処療法が主となりますが、症状が重い場合は抗生物質を注射するケースもあります。
自宅でのケアは、まずは安静に保つことが肝心です。
耳が痛いと訴えるお子さんには、耳下の辺りを冷たいタオルで冷やしてあげるか、冷湿布を使用すると効果があります。
なお、噛むときに痛みを感じやすいので、食事にはプリンやおかゆ等あまり噛まずに食べられるやわらかくのどごしの良い食品が良いでしょう。

スポンサーリンク